ようかん型マンションとは?
ようかん型マンションというのは、
建物に凸凹がない
シンプルな形状のマンションのことをいいます。
なお、かまぼこ型マンションとも呼ばれます。
ほとんどのマンションが、このタイプになりますが、
建築費も抑えられ、施工上の技術や精度も
それほど求められません。
斜面型マンションとは?
斜面型マンションというのは、
斜面の土地の上に建ったマンションのことをいいます。
建物を斜面に合わせて
段々に積み上げていきますので、
各住戸には広いテラス(バルコニー)を設けることが可能です。
ただし、平坦な土地に建てるよりも
地盤整備や施工時の手間がかかりますので、
当然建築費は高くなります。
とはいえ、なかには平坦な土地に
人工地盤を設けて、意識的に
斜面型マンションをつくるケースもあるようです。
雁行型マンションとは?
雁行型マンションというのは、
雁が群れをなして飛行するときの
階段状の様子に似ていることからこのように呼ばれています。
建物をずらして建てることで、
すべての住戸を角部屋にすることができる、
採光・通風に優れた居住環境を創出したマンションといえます。
ただし、建物を雁行させると
壁の表面積が増えることから、
それだけ鉄骨・鉄筋も多く必要になるなど
建築費がかさみ、
それだけ売買価格は高くなるという点には注意したいところです。