免責不許可事由とは?
免責不許可事由というのは、
個人破産者から出された
「免責の申立て」について、
裁判所がこれを
許可しない場合の事由をいいます。
破産法の免責不許可事由
破産法366条ノ9によると、
次のような場合には、
破産者が「免責の申立て」を行なっても、
裁判所は原則としてそれを許可しません。
■財産の隠匿
■浪費
■詐欺的借入れ
■裁判所に対する虚偽の陳述
■以前に「免責決定」を受けてから10年未満...など
免責の申立てとは?
免責の申立てというのは、
個人破産の手続きにおいて、
裁判所から
「同時廃止」の決定を受けた破産者が、
すべての既存債務について
責任を免れるために行なう申立てのことをいいます。
命令とは?
命令というのは、
訴訟法上、裁判官が
その資格に基づいて行なう裁判のことをいいます。
この命令は、
裁判所が行なう判決や決定とは区別されます。
約款とは?
約款というのは、
契約書に記載する条項のことをいいます。
約款が用いられるケースは?
この約款は、
大量の契約関係を
迅速かつ定型的に処理するため、
あらかじめ統一的に
定められているケースが多いです。